すると気配に気がついたのか女性はこちらを向き俺の姿をみて首を傾げた。 その時俺は驚きを隠せなかった。 だってそこにいたのは俺の初恋の相手の川佐美ちかさがいたからだ。 俺は緊張しながらも。 「隣いいですか?」 と尋ねる。 川佐美ちかさはニコッと笑い、いいよと返事をくれた。 話した事のない、女性に声をかけるのは生まれて初めての事で凄く緊張している。 しかもその相手があの初恋の相手だなんて、俺の心臓は今にも飛び出そうだ。