その女性は1人でカウンター席に座っている。


「なっなぁ、あの子」


といい天路に、顔でカウンター席を示す。


すると天路がカウンター席の方を見るため後ろを向く。


そしてすぐにこっちをみて一言。


「可愛い!」


「だよな」


「俺ちょっと声かけてくるわ」


といい席を立つ天路の肩を両手で押さえて席に座らせた。


そして俺は急いでその子のところに向かう。