ちかさが俺の方を振り向き。


「ここだね」


「よし、入ろっか」


「うん」


ちかさは笑顔で返事をする。


そしてちかさの意見を取り入れ、映画は恋愛ものになった。


すぐに上映との事だったので中に入る。


座席は1番後ろの真ん中あたり。


平日だからか人があまりいない。