「ねぇ、私の服とかに感想とかないの?」


突然ちかさが不機嫌そうに口を開く。


「あ、可愛いよ!」


「なんか私が言わせたみたいじゃん」


「そんなことない、可愛い!!!」


ちかさは、少し顔を赤らめて歩き続ける。


結構歩いたところに大きい建物が見えてきた。