「よかった。弥生くんはいつまで東京にいるの?」 「夏休みの間だけなので1ヶ月くらいかな」 「結構長い間いるんだー、よかったよかった」 「何がよかったんですか?」 「暇な時に私の相手をしてもらおうと思ってね、もちろん無理にとは言わないから」 「いつでも呼んでくれていいですよ、暇なんで」 「そうなんだ、わかった」 ちかさが軽く頷いた。 それから頼んだコーヒーが来たので俺はいつも通りコーヒーに砂糖をたくさんいれる。