《健一SIDE》

今年も夢羽萌と過ごせる。

健一「夢羽萌。」

夢羽萌「ん?なに?」

健一「好きだよ。」

後ろから夢羽萌を抱きしめてるから、耳元でささやく。

夢羽萌「知ってるよ。私も好きだよ。」

健一「うん。」

夢羽萌「健一…甘えん坊さんだね。こないだから。」

健一「・・・」

夢羽萌「いじけてる?」

健一「いじけては、ない。」

夢羽萌「なら、いいんだけど。」

夢羽萌は、相変わらずいい匂いがする。
中学の時から、夢羽萌のこの匂いも好きだ。

まぁ、夢羽萌には、内緒だけど。