きっとまたいつか



「なんで…」



この声…この匂い…


「拓ちゃんっ……!」




「ごめん…!本当に、ごめんな」


拓ちゃん…泣いてるの…?


「俺は結菜じゃないとダメなんだよ!
結菜意外なんて絶対ありえねぇ」


「嘘だよ…
アタシなんてただのガキで遊び相手だったくせにっ」

「ちげぇよ‼︎」



拓ちゃんの大きな声は初めて聞いた

その声に少しビックリ



そして拓ちゃんはアタシの前に来て肩を掴んだ


「俺は…結菜が思ってる以上に結菜に惚れてんだよ…
ホントは一緒にご飯食ったり、デートいったり勉強教えてやりてぇよ……」


「じゃあなんでいつもあんなに冷たいの⁉︎
なんで大事にしてくれないの…」


「ごめん…」




アタシだって拓ちゃんのこと大好きなのにっ