──ガラガラッ 「ぉぉおはようっ!!」 うぅ…… 本当に変になっちゃった。 声は見事に震え、裏返ってしまった。 美緒ちゃんと咲夜は声を抑えて笑っていた。 「……ちょっ!笑うのやめてよ!!」 私は席に向かう。 その間のクラスメートの視線が、なんだか気になったが、無視していた。 ガラガラッ 「……!あ、そういえば今日からだっけっ!!」 暫くして来たのは、綾ちゃんだった。 そして、すごいスピードで私の席に来た。 普段のクールな綾ちゃんからでは想像がつかないぐらい。