ガラガラッ 突然、すごい勢いで扉が開いた。 そこにいたのは加菜の仲間だった。 みんな、息を切らしていた。 この前の祭りの男の子たちだけじゃなく、可愛らしい童顔の女の子とお上品なクールな女の子もいた。 「加菜……は?」 咲夜くんが言う。 「大丈夫よ。命に別状はないわ。」 途端にみんなの顔が笑顔になった。 「よっ、よかったよぉ〜!!」 「安心した……」 「もう、心配させないでよ……」