俺様優等生、猫かぶり少女の恋物語

一方要と愛華の方は…

「咲村…君!何処ま…で行く…の?」

要の歩くペースが速くて愛華は小走りになりながら要についていっていた
そして人目のつかないところに着くと…

「ハァハァ…咲村君?」

愛華は息を伐らしながら要の方を見た

「昨日の事だけど…」

――ドクン…

そのとたん愛華の心臓が音を立てて成り立った