「あ~~あ…可哀想な咲」

「その可哀想は余計だ…ってさっきから
気になってたけど……」

「ん?何?」

「いつまで私の部屋にいるの?!
早く出ていって!!明日も早いんだから!!」

咲は要の背中を押して部屋から出させた

―ガチャン―

「照れ隠しかぁ」

要は咲の部屋を見つめながら呟いた