俺様優等生、猫かぶり少女の恋物語

「はぁはぁ…何でこんなことに…」

咲が無我夢中で走る中堂々と、歩く生徒が一人

「ちょっとそこの人?遅刻する―」

咲が言葉を言いかけた時その人は…

「要?」

咲が要の名前を呼んだら前の人が
ピクリと、反応し後ろを振り返った…

「その声は…咲かな?」