離ればなれでも【企画】





私も、先輩に負けないように笑顔で




「はい、喜んで!」




そう言った。




「やった!やっと春奈ちゃんが彼女になった!」


「ちょ、先輩恥ずかしいです!!!」




容赦なく抱きついてくる先輩に私は顔を赤くしながら反抗した。




「ま、今出来なくてもこれからはいつでも会えるしいいけど!」


「へ…?」




いつでも会える…?




「春奈ちゃんはオレのマネージャーやってもらうからこれからはずっと一緒。そういうことだから、よろしくね春奈ちゃん!」




ちゅ、とほっぺにキスをされ驚く暇もなかった。


まあ…先輩と一緒にいられるならいい…かな?


なんだか丸め込まれたような気がしなくもないけど、先輩の勇士を目の前で見れるなら苦じゃない!!




「先輩、またよろしくお願いしますっ」


「うん、オレの方こそ」




私の、だいすきな先輩。


また離ればなれになっても、私は先輩のことずっとすきです。




        −END−