「こ、小雪…くんっ……」






「……………むかつく。」





二度目の会話だった。




なぜこんなことになっているのかと言うと、






小雪くんが、すごい強い力で、私を黒板に押し付けているからだ。







どうしてこんなことになったのかも、分からない。






いきなり、ドンッ…!という大きな音と共に、私は背中が黒板とくっついた。







今、初めて。





小雪くんの、瞳を見てしまった。