「・・・良く調べましたねぇ」
「もっと知っているぞ。
お前が家族を殺した殺人者ということもな」
「・・・」
「事実なのか?」
「・・・ええ。紛れもない事実でぇ~す」
ニコッとした可愛い笑みを顔に貼りつけて、笑う天美。
「で?ボクをどぉするつもりですかぁ?
ボクはどこに行くんですかぁ?」
「児童養護施設だ。
悪いが、高校には行ってもらう」
「あなたは、施設の人なんですかぁ?」
「まあ、表向きでは施設の職員をしている。
それも、ある人物を見つけるためだ。
お前が行く施設は、大人の勝手な事情で
捨てられ、夢や希望を失った子ばかりだ。
お前には良い施設だと思うぞ」
「・・・そぉですか」
「施設は高校卒業したら出ることになる。
そしてお前に資格があったら、俺の跡を継げ」
「・・・わかりましたぁ。じゃあ、行きますかぁ」
こうして天美は、今いる施設へやってきた。


