「・・・」 ボクの中で、何かが切れた。 「・・・そぉだね。 ビーフシチュー作るよ」 「早くしなさい」 「早くしろよ、化け物」 「化け物」 お母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃんの声が、こだまする。 ボクは台所へ向かい、包丁を手に取る。 「・・・出てきて?・・・裏の、ボク」 『お呼びかい?表の俺』 「うん。聞きたいことあるの」 『なんだ?』