だから誰もお父さんと会話できない。 それなのに働いているなんて、不思議だよね。 ま、興味ないから、ボクは理由を知らない。 変わった人が多いボクの家族。 だからテーブルを囲む時も、少し他の家族と違う。 少しどころじゃないかもしれないけど。 携帯ゲームに熱中するお兄ちゃん。 メールをうち続けているお姉ちゃん。 数式を唱え続けるお父さん。 右肩に弓矢が刺さり、大量出血しているものの動じずに料理を続けるボク。 そんなボクを「おかしいわねぇ、泣かないわ」と笑いながら見るお母さん。