「そうですか。 お大事になさってくださいね」 「ありがとうございます」 出て行ったのを見て、ボクは笑った。 良かった。 処分しておいて。 「何しているんだ?」 「お兄ちゃん?お姉ちゃんも。珍しい」 「たまたま会ったのよ。 ねぇ、今警察来てなかった?」 「気のせいじゃない? あの人はボクの先生だよ。 学校来れるよう言ってくれただけ。 お兄ちゃんとお姉ちゃんは、何も心配 しないで良いからね」 心配されたくないの。 ボクのことを気にかけない2人になんて。