こうして闇に葬られたボクの罪。 しかしその日の夕方、来客があった。 「美船天馬(みふね・てんま)さんの弟さんですね」 「そぉ、ですけど?」 「遥華警察署の者です。 お話伺ってもよろしいですか?」 「なんですか?」 何で警察? 犯人、捕まったんじゃないの? 「市内で食中毒事件があったのはご存知ですか?」 「はい」 「その食中毒事件での被害者が、あなたのお兄様のご友人でしてね」 「兄から聞いています」 「そのご友人の体内から、過去に使われたケースのない毒薬が発見されましてね」