ゲーム~anotherstory~





 ボクは反論できなかった。



 その声が言うことは、紛れもない真実だから。



 確かにボクは言いなりだ。



 「いやだ」と言わない。



 「わかった」と済ませる。




『わかっただろ?天美』



「・・・その声は、ダレ?」




『気が付かねぇのか?
俺の正体に』



「気づかないよ。
誰なの?君は」



『俺の名前は美船天美。
もう1人のお前だ』



「もぉ1人の、ボク・・・?」




『わかりやすく言うならな。
お前は表の美船天美。
そして俺は裏の美船天美』



「裏の・・・ボク?」