「ねぇ。あなた不登校だったらしいわね。
どうして学校来なかったの?」
「・・・行く意味が、わからなかったから」
「そうなの?
お勉強は出来るの?」
「わかんない。ただ本は読むから、漢字は読める」
「そうなの?じゃあ、この問題解いてみて」
渡されたのは、小学校で習いそうな計算式。
「小学校も、入学当時から休み続けたらしいわね」
「あ・・・はい」
「わかるかしら?」
ボクはサラサラと解いていく。
「合っているわ。学校には行っていなかったみたいだけど、
どこか塾でも行っていたの?」
「いえ。ずっと家にいました」
「じゃああなた天才だわ。
学校に来るべきよ」
「・・・」


