「中身は何?チーズ?」
「さすが天美だな。俺の趣味わかってんじゃん」
「お兄ちゃんだからね」
ボクは笑ってハンバーガーを作る。
「うん、上手いじゃん」
「これ、持ってって」
「ん?」
「お兄ちゃんのお友達に。
いっぱい作ったから」
「おう、サンキュ」
「気を付けてね、お兄ちゃん」
沢山作ったハンバーガーをお兄ちゃんに渡し、見送る。
扉の鍵を閉め、ボクは台所に向かう。
「・・・本当に効くのかなぁ?」
そう呟きながら小瓶を振る。
この間推理ドラマで犯人が使っていた毒薬を真似て作ったもの。
成分の説明をしていたから、ネットを使って取り寄せて、自分で調合したものだ。


