「その時の気持ちを今でも、忘れることはできないよ」 悠太はこの時、なんで?なんで財産目当てで父親が死ななければならないの? そんな気持ちでいっぱいだったと悠太は言っていた。 「その日、初めて人が・・・人間が憎いと思ったよ」 もし、私だったらと思うと心が痛い 「母さんは、けして僕の前では泣くことは無かった。きっと、心配かけまいというおもいでいたんだろうな」 でも、お父さんの葬式後の二ヶ月後、お母さんの未来さんが交通事故で他界した。