その犬の名前はバロに決まった



バロは見た目とは違いとても心の優しい子だった



絶対噛まないし、怒らない



私が泣いていたら必ず来てそばに寄り添ってくれたり、涙を舐めたりもしてくれた



ほんとにいい子だった



だからこの先もずっと一緒だと思ってた



でも神様は意地悪だ。



いや、神様は最低だと思った



生まれて初めて神様を恨んだよ。