あと、2ヶ月。

どうしたらええ?

お前のために何ができるんやろ....?

そんなことを毎日考えていたら、桜に怖い顔してるって笑われた。

俺より、お前の方が辛いはずなのに。

俺より、お前の方が動揺してるはずなのに。

何で、そんなに笑ってられるんや?

何でそんなに、強いんや?

 「なぁ・・・?何でお前、そんなに強いんや?」

桜『・・・フフッ』

 「桜・・・!!『強くないよ?』

桜『辛くてね、悲しいよ?でもね、怖くないの。それに、私が悲しんでたら雄吾や夢がもっとつらくなるでしょ?だから、笑っていたい』

 「でも・・・」

桜『同じだと思うの。亡くなる方も、見送る方も辛さは同じ気がする。それは、どうしても消えないその辛さは!!・・・心の傷になる・・・・でも、亡くなる方は、愛してるから。見送る方は、忘れないから。きっと忘れないと思うから。だから....ぁ怖くないのぉ....だ..から、笑ってる!あなたに、夢に、笑ってる私を覚えててほしいから』

ねっ!って泣きながら、桜は微笑んだ......