初恋、嘘恋、片恋。








 あたしたちは、蓮がいない間も、話はもりあがった。







 「あ、蓮。なにその荷物。」







 今川君が、一番に蓮が来たのに気付いてそういった。








 「ほら。食え...。」







 そういって、あたしにその袋を差し出した。






 「え...買ってきてくれたの?」







 「別に。ついでだよ..。」