あいつは、岩場をあがって、浜場へと続く道を歩いて行った。 ちらっと見えた顔に、涙が流れているのが見えた。 ほんとに...俺はサイテーなんだな......。 俺、ファーストキスだったんだけど。 ちゃんと、気持ちを伝えて両想いになった時のためにつかえばよかったな...。 俺の初恋は.......終わったんだ。