「ピロピロリーン…ピロピロリーン」 静かだった部屋に響くアラーム。 「も…すこしだけ…」 目覚まし時計に、そう呟いた。 …スムーズ機能解除しとこ… 自分で…おきられる…だろう… あたしは、スーパーMAXな眠気を抑えることなんて、できなかった。 というか、しようとしなかった。