「私、翔くん探してくるっ!」
「えっ!?レイ!?ちょっと、待って!!」
私は鈴の止める声も聞かず走りだした。
「鈴、レイは俺に任せて!」
海李くんがあとから追ってきた。
「レイ。」
肩を掴まれる。
「海李くん...。」
「こんなに広いんだからさ、レイ一人じゃ無理だよ。オレにも頼れって。」
「海李くん...ありがとうっ!」
「おう。さて、どうするか。あと55分か。」
「あ、私、紘也くんに電話して瑠衣くん帰ってきてるか聞いてみるね。」
紘也くんの名前を聞いて少し怪訝そうな顔をしたけどすぐに頷いてくれた。

