【完】ロボ☆コイ~私が恋した彼はロボット!?~


頑なな私を見て、うーん、これでもダメか……なんて言い出す朔哉サマはやっぱり策士です。


「そ、そういえば次は私の番ですよね、はい!」


「あ、誤魔化した」


「フムフム、逃げましたな」


「おれ、高丘とだったら『ナニ』してもいいぜ」


わざと大きな声で雰囲気を変えようとしたのに、この対応。


うぅ……皆さんなんだか私に優しくないですね?



私は先程買ったカフェラテを手に持つ。


これを使った変顔を披露しようと思います。

いや、別にこれするために買ったわけではないのですが。