朔哉サマの顔をチラッと見上げる。 ……さっきの大樹さんのときと同じように不思議そうな顔をして顎に手を当てていた。 「はい、質問」 不意に朔哉サマが手を上げた。 「何ですかな朔哉boy」 「聞きたいことは山ほどあるけどとりあえず一つ。ぼくっていつもあんな感じなの?」 「某の目にはこう写っているであります」 「おれも……最後はともかくとして、最初のほうは似てたと思うぜ?」 「表情もなんとなく似せてて上手だったと思いますが……」