【完】ロボ☆コイ~私が恋した彼はロボット!?~


「もちのろんでニヤけるであります」


「右に同じ……です」


はっ!?

とととと、ということは………


いくら朔哉サマが美しいと言っても、彼は男子。


グラビア写真を見てニヤニヤする恐れがある!?




「だ、ダメです大樹さん!!」


朔哉サマにそんな顔をさせるわけにはいかないと、私は大樹さんの腕を掴む。



「桜小路にこの本見せないで欲しいか?」


「……はい」


私のほうを見てニヤニヤする大樹さん。
うぅ……大体私になんで構うんでしょうこの人。