「ない、と思います」


「やはりですな、某もです!笑顔が見たいのであります!」


カフェラテと菓子パンを2つ買って教室へと戻る。


教室に着くなり千博ちゃんはSPCをいじる朔哉サマに一言。


「さぁ朔哉boy、全力で笑えであります!」


「……え?いきなりなに?」



……そりゃそうですよね。
いきなり言われても困りますよね。


「某が最近編み出した変顔にビクともしないとは……思った以上に手強いですな」