グイッと私の腕を朔哉サマが引っ張る。 ガチャガチャがたくさん並んでいる、突き当りまで来たところでようやく手が離れた。 「あの、ななな、何でしょう……」 「……いい?助けてもらったことには感謝してる。だけど状況が理由がワケがよくわからないよ」 朔哉サマも何が言いたいのかいまいち分からないのですが…… 「『大勢の人に囲まれた時』というシチュエーションに対する打開策はいくつかデータにあったけど…… 今のはどのパターンにも当てはまらなかったし……」