彼から、目が離せなかった。 この時気付いた、私は朔哉サマに恋をしてしまったんだと。 クラスの男子に全く興味がなかったわけではない。 ただ、この美しさを…輝きを知ってしまうと奴等はもはや平凡すぎる凡人である。 それ以来私は、お小遣いを必死に貯め誕生日やクリスマスのお祝いごとを駆使しつつゲームソフトやグッズなどを買うようになった。 それから、6年経った現在……… 高校2年生、秋。