「私も、同じ気持ちです。蒼サマのそばに、ずっといます」


彼と一緒に、幸せになる。

いつかほんとの意味で人間と共存できるロボットを創る。


やっと見つけた、自分の夢。


「大好きだよ、ユア。これは、全部キミが教えてくれたぼくの宝物だ」


二次元、三次元に関係なく『好きな人』とと過ごせることがなにより幸せで大切なことだと思う。


私が恋した彼はロボットだったけれど、彼を想う気持ちは普通の人となにも変わらない。


これから私たちに数々の困難が待ち受けていたとしても。


ふたりなら、きっと大丈夫。

大好きな彼の腕の中で、私はそっと目を閉じた。





             END