そんなマイナスなことばかり考えてしまっている。


……私がこんなんじゃ、蒼サマだって帰りにくいよね。

千博ちゃんや大樹さんにもきちんと話さなきゃ。











そして、数日後。


「由藍氏、こんな朝早くから何用ですかね……」


「高丘とふたりでデートだと思ったら、お前もいんのかよ!」



あれ、もうふたりとも来てる……
慌てて待ち合わせ時間を確認したけれどまだ5分前だった。