「おっと、納品の時間だ。由藍ちゃん、また時々蒼に会いに来てやってくれるかい?

俺とシモンの言葉は全くと言っていいほど蒼には届かんかったけど、由藍ちゃんの言葉はきっと届いているだろうし」


「はいっ!また来ます!」


やっぱり愛は勝つという古代の名言は今も生きているのかもしれないね、なんておじさんみたいなことを言う博士。


蒼サマがまた、私や千博ちゃんたちの元に帰ってきてくださるのなら。


私はなんだってします。