【完】ロボ☆コイ~私が恋した彼はロボット!?~


「俺に施せる治療は出来る限りしたつもりだよ。あとは蒼が起動するかどうかだけど……こればっかはやっぱわかんないもんだよ」


私は蒼サマに近付く。

ピクリとも動かない、眠っているようにも見える彼。



「蒼サマ……由藍です。蒼サマに聞いてほしい話がたくさんあるんです。

千博ちゃんや大樹さんも、蒼サマがいなくてとても寂しそうです……

っ寂しいのは、わ、たしも……なん、ですけどね……」