【完】ロボ☆コイ~私が恋した彼はロボット!?~


入り口で名前を告げると、電子ロックが解除された。

言われた通り突き当りの部屋まで一直線に進む。


一際大きな電子ドアの前で立ち止まり深呼吸をする。










「あ、あの……ゆ、由藍です……」


ほいほーいと軽そうな返事が聞こえたかと思ったら、ドアが開いた。


薄暗い室内。

あるのはベッドと机とパソコンと……見たこともないような機械がたくさん並んでいた。