【完】ロボ☆コイ~私が恋した彼はロボット!?~


名刺に記載されている番号にかける。
4コールほどしてから眠そうな声が聞こえた。



『もしもしーどちらさま?』


「あ、あの……由藍です、高丘由藍と申しまふ!」


か、噛んでしまっ……!

恥ずかしくて見えてもないのに顔を押さえる。


『あー由藍ちゃんかー。どうかした?』


「あの、今からそちらにお伺いしたいのですが……」



『おーそうかそうか。散らかってるけどどうぞー。あ、ひとりで来れる?なんだったらシモン寄越すけど』