自分の気持ち、ちゃんと分かったから。 もう、迷わない。 自分が選ぶ道に、後悔はない。 「そ、そうでありましたか……」 「そんな顔されちゃ、無理には誘えねーな……」 私、どんな顔してたんですかね。 口には出さなかったが顔には出ていたのか、大樹さんが私の耳元で囁いた。 「すげー嬉しそうな顔してる。なんか妬けるぜ」 「……っ!」 な、なにそれ恥ずかしいっ……!