【完】ロボ☆コイ~私が恋した彼はロボット!?~


千博ちゃんが私の顔の前で手をひらひらと振る。



「一緒にカンニ……もといっ、テスト勉強しませんかと何度も聞いているのですが」


「ご、ごめんなさい」


「由藍氏がいつもより変なのは、やはり朔哉boyがいないからですかい?」


いつもよりって……
普段から私のこと変だって思ってるんですね。

まぁ、自覚はしてますが。



「……いえ、テスト期間はあまりゲームが進まないので憂鬱なだけです」


これは、ほんとのこと。
だから、これ以上は聞かないで。