リビングが見えてきたってところで彼が倒れた。 「朔哉サマ!?どうしたんですかっ!?」 慌てて彼に駆け寄る。 「……っ、表皮の浸水が30%を超えた。これは、もしかしたら内部にも……」 ピーピー 『浸水が内部構造に到達。一時的に全機能をシャットダウンします』 不可解な機械音とともに聞こえた電子音。 彼の声じゃ……ないよね。 「体の操作が……っユア!ぼくのピアスを外して!」 「え……えっ?」 今の状況が読み込めず、狼狽えてしまう。