初っ端から深入りはよくないと、ゲームの知識的に十分理解しているつもりなのですが…… どうしても、気になるんです。 もしかしたら、ほんとに朔哉サマなのかもしれないですし。 「あぁ、今日は由藍氏の大好きな声優が出る番組がある日でしたな。 そういうことなら気にしないであります!」 「ありがとうございます!」 走ればまだ追いつけるでしょうか。 私は急いで靴を履き替え朔哉サマの跡を追った。