【完】ロボ☆コイ~私が恋した彼はロボット!?~


正直、自分でもなにを話してるのかよくわからない。


さっきまで怖かった人と、どうして普通に話してるんだろう。


大樹さんが優しくするから、余計涙も止まらないしどうしていいかわからない。




付き合う気もないのに困ったときにだけ頼るなんて最低のすることだけど。




「……大樹さんっ」



大樹さんの胸に、顔を埋める。


怖い大樹さんと優しい大樹さん、どっちが本当の大樹さんなの?



わからないよ。

これだから、三次元は嫌なんだ。