「そりゃ大樹さんは勝手に好き好き言ってればいいじゃない!でも言われた方はどうしろっていうの!?
友だちになってくれって言えばいいの?それで傷ついたイケメンたちを何人見てきたか……」
大樹さんが落ち着けというように、私の頭をポンポンと撫でる。
それが、すごく心地よくて。
「うんうん、で、他に言いたいことは?今なら聞いてやるし後で忘れてやるから」
「男女の間に友情なんてあるわけないじゃん!なに、○○くんの気持ちには答えられないけど友だちになって欲しいって!
主人公のただの自己満足でしょーが!自分が悪い人になりたくないだけでしょ!腹立つ!」


