【完】ロボ☆コイ~私が恋した彼はロボット!?~


私が、拒絶したら傷つかないの?


二次元なら、傷つくことはない。


選択肢が選べるから、未来を自分で決められる。


過去だってやり直せる。



でも、現実は。



ただ好きなことをしているだけで人と違うと決めつけられ、挙句の果てにはゴミと同類の扱い。



現実に私の居場所はどこにもない。
大樹さんもそうでしょ?



さっきの話は聞きたくないけど、どうしてもこれだけは聞きたくて。



大樹さんのほうを向く。



「……っ!」