「あ、大樹さん待ってましたよー」 「おう、先にやらせて悪い……って、なんでお前なんもしてねーんだよ!」 イヤホンを外し、起動していたゲームはスリープモードにしてカバンにしまう。 「え、手伝ってくれるって言いましたよね。仕事はきっちり折半ですから」 「うわ、こいつ、性格わりー……」 「……別にリアルで誰にどう思われようが支障ありませんから」 上手く行けば大樹さんが私の分の仕事もやってくれたらなーなんて思いながら。