【完】ロボ☆コイ~私が恋した彼はロボット!?~


ちくりと、胸が痛むような感覚を覚えた。

だけど、それはほんの一瞬で。


彼と話せないのは、確かにさみしい。


でも、付き合いたてのふたりの間に入るのはなんだかKYのような気がして出来ない。



*ケーワイ……空気が(K)読めない(Y)。

直訳するならばウザいアレですね。


でも、すごいなぁ。


三次元の恋なんて私には無理だよ。
千博ちゃんも同じ人種だと思っていたけど。


楽しそうに話すふたりを見ていられなくて、私は自分の席についた。